---
title: "ロボットで世界を変える ～社員インタビュー ロボティクスエンジニア編～"
description: "ウクライナから2012年に来日し、Mujin創業初期から現場の最前線を切り拓いてきたリードロボティクスエンジニアDenys。ばら積みピッキングの「不可能」を打ち破った現場での挑戦と、実世界で動かすエンジニアリングの真髄に迫ります。"
type: blog
publishDate: "2020-12-16"
tags: ["Interview", "Engineering"]
---

Mujinメンバーに話を聞こうシリーズ！
今回は、リードロボティクスシステムエンジニアとして活躍する<strong>Denys（デニス）</strong>にインタビューしました。

2012年の創業初期にウクライナから単身来日し、ほぼゼロから会社とプロダクトを創り上げてきた彼が、Mujinでの挑戦とロボティクスの未来について熱く語ります。

<figure class="my-6">
  <img src="/blog/2022/01/IMG_0287-2-scaled-1-835x1024.webp" alt="リードロボティクスシステムエンジニア Denys" class="rounded-lg w-full max-w-lg mx-auto h-auto object-cover border border-border" />
  <figcaption class="text-xs text-muted-foreground mt-2 text-center">リードロボティクスシステムエンジニア：Denys</figcaption>
</figure>

:::note[創業初期から現場の最前線を走るエンジニア]
従来の産業用ロボットは、人間が手作業で教え込んだ軌道をただ繰り返すだけの「盲目な機械」でした。Denysは、3Dビジョンとリアルタイム動作計画を統合し、ロボット自らが「見て・考えて・動く」自律知能システムの社会実装を最前線で牽引し続けています。
:::

---

## 🧒 幼少期の原体験と「盲目なロボット」への違和感

*-- どんな子供時代を過ごしていましたか？*

> 💬 **Denys:**
> 私はウクライナ生まれで、両親はともにエンジニアでした。小さい頃に両親からプレゼントされたプログラミングの入門書があり、その表紙に描かれていた「ロボットプログラミング」のイラストに夢中になったのを今でも覚えています。その瞬間から、私のエンジニアとしての人生は始まっていたのだと思います。

<div class="grid grid-cols-1 sm:grid-cols-2 gap-4 my-6">
  <figure class="m-0">
    <img src="/blog/2020/12/IMG_0272-1-225x300.webp" alt="幼少期のDenys" class="rounded-lg w-full h-64 object-cover" />
    <figcaption class="text-xs text-muted-foreground mt-1.5 text-center">幼少期のDenys。エンジニアの両親から本をもらいプログラミングに魅了された</figcaption>
  </figure>
  <figure class="m-0">
    <img src="/blog/2020/12/IMG_0208-1-225x300.webp" alt="学生時代のロボット開発" class="rounded-lg w-full h-64 object-cover" />
    <figcaption class="text-xs text-muted-foreground mt-1.5 text-center">ウクライナの大学時代、自作の小型ロボットと制御基板を開発</figcaption>
  </figure>
</div>

ウクライナの大学時代は、小型ロボットを作ったり組込制御ソフトウェアを書いたりしていました。
その中で、当時の産業用ロボットの現状に強い疑問を抱くようになりました。工場で動くロボットたちは非常に高価であるにもかかわらず、<strong>「あらかじめ教えられた座標を繰り返すだけで、対象物が1ミリずれただけで止まってしまう盲目な機械」</strong>だったのです。

私は、「自律的に環境を認識し、自分で最適な動きを考えて作業を完遂する知能ロボット」を作りたいと強く確信しました。

---

## ⚡ Rosenとの出会い、そして2012年東京へ

*-- Mujinを知ったきっかけは何でしたか？*

オープンソースのロボティクスソフトウェア（ROS）コミュニティに関わる中で、カーネギーメロン大学出身で当時東京大学にいた<strong>Dr. Rosen Diankov</strong>が開発した自律動作計画ライブラリ「OpenRAVE」に出会いました。Rosenの提唱するアルゴリズムは、世界中の学術界・産業界の誰よりも圧倒的に先を行っていました。

その後、RosenがCEOの滝野（Issei）とともに東京でMujinを共同創業したと知り、強い衝撃を受けました。世界最高峰のリアルタイム動作計画アルゴリズムを、実際の産業用ロボットに適用して世界の工場を変える——そのビジョンに共鳴し、私は2012年に日本へ渡り、最初のエンジニアの一人としてMujinに参画しました。

<figure class="my-6">
  <img src="/blog/2020/12/10475980_771879499509698_6402111719537770660_o-3-698x1024.webp" alt="創業初期のオフィスとチーム" class="rounded-lg w-full max-w-xl mx-auto h-auto object-cover border border-border" />
  <figcaption class="text-xs text-muted-foreground mt-2 text-center">2012年創業初期のオフィス。わずか数名のエンジニアで世界を変える挑戦が始まった</figcaption>
</figure>

---

## 🏭 現場の最前線で「不可能」を打ち破る挑戦

*-- 初期の開発や現場への導入はどうでしたか？*

> 💬 **Denys:**
> 当時はすべてがゼロからのスタートでした。
> ロボットコントローラ、高速通信プロトコル、キネマティクス計算、3Dマシンビジョン、現場向けUIまですべてを自分たちの手でフルスクラッチで構築しました。日本全国のお客様の工場現場へ直接出向き、油と埃にまみれながらロボットを動かしました。

<div class="grid grid-cols-1 sm:grid-cols-2 gap-4 my-6">
  <figure class="m-0">
    <img src="/blog/2020/12/IMG_0209-3.webp" alt="現場でのロボット立ち上げ" class="rounded-lg w-full h-56 object-cover" />
    <figcaption class="text-xs text-muted-foreground mt-1.5 text-center">お客様の工場現場でミリ秒単位の軌道チューニングを行う</figcaption>
  </figure>
  <figure class="m-0">
    <img src="/blog/2020/12/IMG_5935-1-1024x752.webp" alt="過酷な環境での耐久試験" class="rounded-lg w-full h-56 object-cover" />
    <figcaption class="text-xs text-muted-foreground mt-1.5 text-center">過酷な現場条件下で24時間稼働し続けるための徹底的な耐久試験</figcaption>
  </figure>
</div>

当時のお客様からは<strong>「カゴの中に乱雑に積み上げられた部品（ばら積み）は、形も向きもバラバラだから絶対に自動化できない」</strong>と何度も言われました。しかし、私たちは決して諦めませんでした。

ミリ秒単位で干渉チェックと軌道生成をリアルタイムに行い、ロボットが高速かつ滑らかに部品をピッキングし始めた瞬間、工場の責任者や現場の作業員の方々から一斉に歓声と拍手が上がりました。あのときの感動と鳥肌は、今でも鮮明に覚えています。

---

## 💡 実世界を相手にするエンジニアリング哲学

*-- どんなエンジニアと一緒に働きたいですか？ロボティクスの未来をどう考えていますか？*

**実世界を相手にする泥臭い粘り強さ**

シミュレーションの画面上では動いても、現実の物理世界ではモーターの熱ダレ、照明の揺らぎ、機構の微小な歪みなど無数の外乱が発生します。現場で24時間365日絶対に止まらないシステムを創り上げる<strong>「決して諦めないグリット（執念）」</strong>が求められます。

**「無人（Mujin）」が拓く豊かな未来**

過酷で危険な肉体労働をロボット知能化によって完全に無くすこと。人間を過酷な作業から解放し、より創造的で価値ある仕事にシフトさせることで、社会全体により<strong>豊かな生活と明るい未来</strong>をもたらすことが私たちの存在意義です。

<div class="grid grid-cols-1 sm:grid-cols-2 gap-4 my-6">
  <figure class="m-0">
    <img src="/blog/2021/03/019-scaled-1-1024x683.webp" alt="ロボットセンターで実機と向き合うDenys" class="rounded-lg w-full h-64 object-cover" />
    <figcaption class="text-xs text-muted-foreground mt-1.5 text-center">最新の東京ロボットセンターで大規模セルを統括するDenys</figcaption>
  </figure>
  <figure class="m-0">
    <img src="/blog/2020/12/IMG_5028-1-1024x780.webp" alt="複数ロボットセルの並列検証" class="rounded-lg w-full h-64 object-cover" />
    <figcaption class="text-xs text-muted-foreground mt-1.5 text-center">複数台の多軸産業用ロボットが協調して動作する高度な検証設備</figcaption>
  </figure>
</div>

コンピュータサイエンスや数学の深い基礎を持ち、世界最高峰の現場で「動かないものを動かす」瞬間に熱狂できるエンジニアにとって、Mujinは世界最高のフィールドです。

---

## 合わせて読みたい社員インタビュー＆カルチャー

**[フロントエンドチーム インタビュー](/ja/blog/frontend-system-interview)**

「ゲームのように直感的なロボットUI」を目指すチームの挑戦。

**[Mujinロゴに込められた想い](/ja/blog/logo)**

CTO Rosenが語る分散コンピューティングと脳の哲学。

**[全社会（Internal Update Meeting）](/ja/blog/internal-update-meeting)**

月1回、世界20カ国以上の全社員がビジョンを共有する場。

---

知能ロボティクスで世界のものづくりと物流を根本から変革する。あなたもMujinで世界に挑みませんか？

**[ロボティクスシステムエンジニア 採用情報を見る](https://www.mujin.co.jp/recruit/)**

Mujinではロボティクス、画像認識、制御、組込ソフトウェアなど各分野のエンジニアを募集中です。
